当店はなにもありませんでしたが、友人やお客様には浸水被害にあわれた方もいます。
被害に遭われた方々へは、謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
問い合わせがあった件を例にあげます。
浸水被害にあい、エンジン(及びキャブレター)までは届きませんでしたがアクスルシャフト付近まで浸水しました。との事。
念の為にチャンバーは外して水が浸入してないかはチェック。その他にはなにをすれば?
という内容です。
大事にはならなかったようですが、ホイールベアリング(ホイール内部)に水が入ってしまうと後にベアリングが錆出しトラブルの原因になります。
特にマグテックリアホイールとMC28のリアアクスルは要注意です。
1、MC18/21のマグテックリアホイールは2ピース構造になってます。ハブダンパーが入るベアリングホルダー部分とマグホイールの結合面にはシール材は塗ってあるはずですが、過去に外した事がありシール材が不十分など処理が適当だと水が浸入しやすいです。
2、MC28は普段から結露等により錆びやすい構造です。構成部品が多いので水も残りやすく乾きにくいうえ錆びやすい素材も多いため要注意です。
写真はイメージです
MC28は一度分解して乾燥・グリスアップをオススメします。またはベアリング交換(他の型式も)をしてください。
※ もしエンジン上部まで浸水してしまった車両がある場合は別途ご相談ください。
余談ですが、普段から洗車するのに車体に水をかける方がいらっしゃると思いますが、私は水洗車はオススメしません。
以上、ご参考にどうぞ。